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  • ショパン 「ワルツ集」 ゾルタン・コチシュ
    クラシックには疎いし、ピアノはできないけれど、小さい頃に聞いたことがあるのがショパンのワルツ。
    というのも、姉がピアノを習っていて、その家での練習を聞いて、覚えてしまっただけなんですが。
    ということで、ショパンのワルツの幾つかは、全く意識はしなかったけれど、心の中では意外に歴史のあるものかもしれません。

    ショパンのワルツは、従来のゆったりとしたリズムのもの以外にも、速く技巧的で、聞かせるタイプのワルツがあるってことがワルツは踊る曲だと思い込んでいた、疎い身なりに関心を持った点です。
    最も有名なものの中の一つの「華麗なる大円舞曲」や4番「華麗なる円舞曲」、「子犬のワルツ」などは、ピアノの発表会のレヴェルで聴けばゆったりと聞こえるかもしれませんが、やはりそれなり弾く人の速さはピアノできない派にとっては革新的です。
    それと「子犬のワルツ」は「ワルツ第6番変ニ長調 作品64の1」の通称ですが、海外では「Minute Valse(仏) Minuten Walzer(独)」というように、日本では当たり前に定着している「子犬」よりも「Minute」ってことが前に出されているもの興味深いですよね。「Minute」、つまり「分」や「ごく短い間」を意味する語がついているワルツで、その名の通り短い小品ですが、子犬が自分の尻尾を追いかけ回している情景になぞらわれる特徴的なメロディや、このメロディが、中間部が終わってトリルからより一オクターヴ低いベース音から始まるところ、なんかは気に入ってます。とにかく、プロの弾きこなしは、今でもハンパないなと感心するばかり。

    僕は、ハンガリーのゾルタン・コチシュによるワルツ集しか持ってなく、他にも、ルービンシュタインやアシュケナージといった人の名盤や、ラヴェルの演奏を聞いているサンソン・フランソワのものなど各種あって、ショパン好きはどれがいい談義をしてるみたいですが、僕も機会があったら少し聞き比べてもいいかなと思います。前出「ベストピアノ100」で別の演奏家の「子犬~」を聞いたときは断然、コチシュだろうと思いましたが。完結部の表現とか結構差が分かるものでした。
    …全く、クラシックやましてショパンなど語る身ではないのは重々承知してますが、たまには疎い方面についての身分不相応な戯れ言を小学生の読書感想文のノリで書いてみた次第です。いや、音楽の感想は、そのものを良く知っていても知らなくても難しいですね。
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