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芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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  • アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 東京ステーションギャラリー
    フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの回顧展で、神奈川、名古屋、東京、青森を会場とする巡回展となっています。
    建築家と紹介されても、自分自身でいえば建築家としてのアアルトの知識はなく、なじみがあるのは、イッタラ、アルテックで発売されているガラスや家具ですし、多くの方が同様なのではないかと想像します。
    回顧展として、まずもって建築家としてのアアルトを紹介するものとなっており、その点ではアアルトを正面から捉えられる機会といえます。
    ただし、私のような立場からするとデザイン、工芸部分をもっとフォーカスして欲しい、という感想は率直に言えば持ちます。建築図面や立体図を見ても、どのように鑑賞してよいのか戸惑う部分はやはり否めません・・・

    家具はスツール60にも使われている曲木の技術で制作された椅子などが展示されていて、同時代のミッドセンチュリー家具と比べてもモダニティ、斬新さを感じます。
    曲線と親和性をもった流動的、有機的なデザインは建築、タイル、曲木のオブジェ、アアルトベースなどいくつも繰り返されていることも分かります。
    スツールは、ロンドンのデザインミュージアムでもイケアと比較されていたように思いますが、当時のまま(?)の特許製法で複数工程を丁寧にこなし、かつハンドも入っていることが動画で分かり、あの価格は納得しました。
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