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  • プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 国立西洋美術館
    ベラスケスのもっとも重要かつ充実したコレクションを有するプラド美術館展とのことで、副題のとおり、ベラスケス7点が核となっています。
    また、ベラスケス以外にも、リベーラ、スルバランらのスペイン絵画、ルーベンスらフランドル絵画もクオリティの高い作品が集結しており、プラドのコレクションの充実度がうかがえます。さらに、これら絵画も、小品でかさ増しされている感がなく、大作ばかりで非常に現場での見ごたえのある企画展になっていました。

    スルバランは、ヘラクレスの12の偉業のシリーズが特に興味深かったです。
    「ヘラクレスとレルネのヒュドラ」「ヘラクレスとクレタの牡牛」の2点が来ていました。
    ヒュドラの方は、狭い洞窟に籠った、大して害もなさそうなヒュドラを叩き潰そうとしている感じが面白いです。19世紀の作例、モローの同名作品などと比較しても対照が浮き立ちます。
    男性の肉体表現に関心のいった作品で、スルバランの幅を見られる作例と思います。
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