芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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  • (コミュニケーション弱者でもできる)客観的記述・観察のしうる他者の評価/判断項目
    久しぶりにかなり俗的な内容を検討する。
    自分を棚に上げて、つまり自分の思考・行動や価値などとは別に、観察された行為の回数を数えたり、言動や状況を記述したりする方法で、他者を手っ取り早く「判断」するには。
    どのような目的で、判断・評価するのかなどは深くは言及しないが、もちろん、心根が芯から素晴らしい人間を探したりするものではない。
    以下に掲げる3項目は、場に付された裏返しのカードをすべてめくってみることができない、限られた数枚のカードしか見る能力も機会もない、コミュニケーション弱者がコスト/リスクをなるべく負わずに、円滑に社会生活を送るうえでのもっとも基礎的な対人スクリーニングするための項目として見てよいものと考える。

    ■挨拶や感謝の外的表示行為
    社会化や集団への順応の程度が測れる。

    ■人格や能力に対する評価や認証
    主に対等な立場以下の他人の人格、能力を認めることができるか。あからさまな選別による態度変化がないか。
    ここで挙げる3項目では一番ニュートラルな観察が難しいものかもしれない。
    第一の項目に符合し、他者の即物的な利用をする人物、自尊心の高すぎる人物などが排除される(だいたい否定から入るタイプなどはこのような人物)。

    ■関係性にきちんとコストをかけるか
    謝意や他者への評価のもっとも客観的、明示的な行動。
    コストのかけ方はいろいろあるが、一番客観的かつ測定・比較可能なのは金銭的なものである。資力にまかせておごりまくればいい、吝嗇や過度な節約はダメだ、ということではもちろんない。
    友人、同僚、上司/部下等々、それぞれの関係性や状況に応じたコストのかけ方(いわゆる気前の良さ)やその処理のスムースさがあるかどうかを基準にすればよい。


    家柄が良い、学(校)歴が高い人物は性格が悪い論というのは社会学的にもあまり妥当しないだろう。彼らがあからさまな情実をもちいた対応で集団の輪を乱したり、少額の金をケチって関係を冷え込まさせたりするだろうか。彼らはその必要のない場で自尊心を満たすこと、対人関係で数百円を節約することで失うものを分かっており、差し引き得をしないという計算ができる。というのは、他者の評価・価値や集団内の関係性をマネージできるほどに、社会化されており、能力や(それに基づく)資力があるからである。
    もちろん、集団においては適切な行動様式、ふるまいというものの程度が異なり、評価される人物はまちまちである。上記3項目をすべて満たせば即交際、親交に値する人間だということ(逆に一つでも満たさないので縁を切るべきだということ)ではないことは繰り返しいっておきたいが、コミュニケーション弱者がリスク管理をする上での指標にはなる(コミュニケーション強者についていえば、経験値で一瞬で自己にとって正確な対人評価をしているだろうが)。
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