芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    ウフィツィ美術館展 東京都美術館
    ウフィツィ美術館(近隣の美術館含む)のコレクションにより、フィレンツェ・ルネサンスを紹介する企画展です。企画展の副題は「黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで」となっており、ボッティチェリの作品が多数鑑賞できる機会になっています。
    何気に、ウフィツィ美術館展というのは本邦では初とのことです。

    展示は分かりやすく年代、様式順になっていました。
    15世紀までの初期ルネサンスでは、やはりボッティチェリ、ペルジーノらの絵画が際立っていると感じました。人体などの写実性、背景・人物の構成等が他と比較しても段違いに発展しています。人物も表情豊かに、重層的に並べられていて、平坦な宗教画と比較すると、絵を見るのが面白いです。
    見どころの一つである、「パラスとケンタウロス」は、パラスの人体デッサンは多少崩れていると感じますが、細やかな描写や、理性の優位という寓意を示す画面や表情の描き方などが光っています。
    他では、ヤコポ・デル・セライオの旧約聖書の一場面を描いた物語絵巻のような絵が面白いと思いました。
    本展では、15-16世紀のフィレンツェの政治・文化状況も解説されており、鑑賞の手助けになりました。15世紀末に神権政治を行った修道士サヴォナローラの影響を受け、ボッティチェリの絵画様式も変遷した、というのも知り、確かに晩年の作品は工房作も含めて見るに、優美さがなく固い印象を受けました。

    続くセクションは、ヴァザーリが「マニエラ・モデルナ」と呼んだアンドレア・デル・サルトら16世紀の画家、コジモ1世の宮廷画家ブロンヅィーノの絵画が展示されていました。

    純粋な宗教画や古い時代の絵画を見るのは知見が浅く、得意ではないのですが、初期・盛期ルネサンスの巨匠の絵画は面白いものが多く、これからも少しずつ鑑賞や勉強を積んでいければと思いました。
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