芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    貴婦人と一角獣展 国立新美術館


    パリの中世美術館が収蔵、展示している名高いタピスリー、「貴婦人と一角獣」全6枚を展示する企画展です。
    学生時代、遡ること2005年に中世美術館を訪れてこのタピスリーを見たのですが、そのときの強烈な印象が未だに残っています。圧倒的な存在感と荘厳さを持った唯一無二の作品です。
    正直、こんな第一級の作品が日本に運ばれてくるなど思いもしなかったし、作品の保護の観点から見れば(鑑賞できる喜び以上に)心配にもなってしまうレベルです。とにかく、鑑賞できる貴重な機会を活かさないことはありませんが。

    日本で企画展にて鑑賞できるということで、タピスリーの歴史背景や図像学的考察を知る機会にもなりました。
    図録では、貴婦人と一角獣にまつわる来歴、一角獣の図像学、同時代のタピスリー考察などを詳しくフォローしています。
    タピスリーに一角獣や獅子が登場することは、言葉遊び(暗示)があるという説や、一角獣については「一角獣狩り」という主題があることは初めて知りました。一角獣については、もうちょっと関連作品などを並べてもらい、深く知りたいとも思いました。

    タピスリーについては前回よりも客観的に見ることができ、各タピスリーの差異なども細かく確認することができました。会場では、映像解説や、タピスリー部分のパネル展示などが助けになっています。また、タピスリー下部の後世の修復部も結構目立つことも印象に残りました。後世の素材の方があせてしまうというのも何だか、といった感じですね。
    展覧会は、東京展が終わり、会場が大阪の国立国際美術館に移ります。
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