芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    ミュシャ展 森アーツセンターギャラリー


    ミュシャの大規模な回顧展です。

    ミュシャ財団のコレクションで構成していることもあり、近年のミュシャ展と比較しても、展示内容のクオリティ、コンセプト/構成、展示量などどれも充実したものでした。
    特に、人口に膾炙したリトグラフ作品がずらっと並ぶだけではなく、油彩、デッサン、下絵、工芸、写真資料など多角的にミュシャの作品を提示しているところは評価されます。
    図録でも解説されていた通り、サラ・ベルナールものをメインとしたポスター制作をしていた時代は10年ほどであり、ミュシャのキャリアのヴァラエティをとらえるには様々な画題にスポットライトをあてることが必要です。
    そして、ミュシャの時代を追うごとの変遷、作品テーマなど分かりやすく、かつ、一級の作品資料をもって構成しているのが素晴らしかったと思います。
    個人的には、この展覧会前に、プラハでスラヴ叙事詩を鑑賞することができたので、スラヴ叙事詩のセクションは見ることができて、事後になりましたが理解・解釈の手助けになりました。特に、パステル、チョークで原寸大に近い下絵をつくっていたことは発見になりました。本作の一部の仕上げにも、このパステル下絵の影響を読み取れる部分があります。

    意外にも、現地であるはずのミュシャ美術館やその他のプラハの美術館での展示量は多くなく、下絵、デッサン等をまとまって見る機会はなかったです。そういった意味でも、このような企画展は貴重な場であると思いました。
    装飾資料集、聖ヴィート教会ステンドグラス、晩年の創世記シリーズ構想画などミュシャのさまざまなアートワークを一覧できる内容のつまった企画展になっています。

    **

    相当久しぶりに森美術館に行きましたが、美術館と同フロアにロッカーやクロークがないみたいですね。来場者は大き目の荷物でもそのまま持ち込まなければならず、鑑賞者も困るし、何よりも展示・鑑賞環境がよろしくないと思うのですが…
    美術館のスタンダードに鑑みて、コインロッカーやクロークは近くに併設すべきと思いました。
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