芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    プーシキン『大尉の娘』
    一応、史実である「プガチョフの乱」に取材した冒険小説、なんでしょうか。
    巻末解説にはちょっと別な視点から論じた小論が付されていますが、個人的には主人公の冒険・恋愛活劇のように読んでしまいました。

    一種のドン・キホーテ的な要素もにおわせつつ、まっすぐで純な主人公がいろいろと無茶をしながら戦いやピンチをくぐりぬけていくさまが面白いわけですが、現代の心理描写に重きをおく小説と比べてしまうと単調なのかもしれません(往々にして現代小説の心理描写・人間関係/模様はけだるいものだと思いますが…)。
    しかし、誠実ということばは今ではめったに耳にしない、ということもありますが、主人公ピョートルの混じりけのないことば・行動は現代のひとを引きつけるものがあるように感じます。
    へたな駆け引きで人間関係を探るようなひとにはちょっと読ませてもいいかもしれないですね(嘘

    ヒロインの「大尉の娘」は、人間味のある心理描写が乏しく、ちょっと感情移入しにくい。主人公ピョートルと従者サヴェーリイチのやりとりや、プガチョフ軍の脅威を楽しむのが良いと思います。
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