芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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  • ふと…

    決まってしまうというのは案外楽なようで、居心地はそれほど良くないかもしれない。選択を留保されているということが与える心理的影響は日頃意識されていないように思う。そこには仮想された仮設的な可能性がある。この幻想の可能性は十分人をmotiveさせるものになりえる。逆に、流動性が取り除かれることは心理的な閉塞を生み出さないだろうか。十年後の状態すら決定されているということは安心とともに「精神の自由な活動」の枯渇ももたらさないのだろうか。決定が提供する現実性、不可逆性は人生における壁といえる。壁は囲まれたものを守るが囲まれたものは身動きを制限される。それは人生のより良き「伴侶」であろう。もう一度いっておきたいのだが、やはり選択留保の中に見出される可能性は妄覚されたものだ。選択されることのない選択肢はさしずめアルコール分を含んでいる。人の酒好きは今に始まったことではない。
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