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    ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」におけるヴァリエーション
    フランスの音楽家、モーリス・ラヴェルの代表曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
    これはラヴェルの初期作品、つまりまだ彼がパリ音楽院生のときの作品ですが、ラヴェルの曲で一番愛され、演奏されている曲だと思います。音源を探しきれない位、さまざま場面で耳にします。ここでは、僕が持っている音源から多少のヴァリエーションを紹介したいと思います。
    ちなみに、ある一つの曲、メロディにおける、演奏楽器や編曲のヴァリエーションを楽しむ、というのは僕にとって割りと好みの音楽の聴き方です。最近では、マキアージュのCM曲がお気に入りです。最初のアコースティックギターに口笛が乗ってくるメロディを聴いたときに無条件でかっこいいな、と思いました。THIRTIETH CO.,LTD.で4ヴァージョン聴けます(サンプルじゃなくて全て聴けるという素晴らしいサーヴィス!)。あと山田タマルさんがCD出しているようです。

    ○ピアノ・ソロ
    もともとピアノ曲であるので、スタンダードになる演奏。それ故に、奏者も多数。代表的な奏者をあげると、モニク・アース、サンソン・フランソワ。お好みの演奏を探してみても良いでしょう。因みに、二台のピアノのための編曲では、「ボレロ」「ラ・ヴァルス」などの音源があり、特に「ボレロ」は、さんざんオーケストラ演奏がCMなどで流れ耳タコになる中、また異なる趣が楽しめます。

    ・モニク・アース
    ・サンソン・フランソワ


    ○オーケストラ
    ラヴェルがオーケストラ編曲を得意としていただけに、自身で後年オーケストラル・ヴァージョンをつくっています。僕が持っている音源は、小澤征爾指揮(ボストン交響楽団)のもの。これもピアノソロほどではないにしろ、CDがないということはないくらいにあります。

    ・小澤征爾「ラヴェル:ボレロ」

    ○ギター
    数はそうはないものの、日本で有名な奏者に取り上げられています。それ故、下の二重奏ヴァージョン以外は、入手は困難ではないです。もちろん、演奏、編曲で印象は大きく異なっています。楽譜もギター編曲のものは意外に普通にあるのが嬉しいですね。

    ・渡辺香津美「Guitar Renaissance」
     この「Guitar Renaissance」はお奨め。選曲も幅広く、演奏にはスチールとガットの両方のギターが用いられている。「亡き~」に関しては、スチール弦演奏。高音がキンキンすることのない、朗らかな感じの仕上がり。
    ・村治佳織「リュミエール」
     クラシック・ギターの演奏ならば村治。このCDの編曲はいい感じ。またアルバム自体もフランス音楽中心になっています。サティ「ジムノペディ」、ドビュッシー「亜麻色~」などとごくスタンダードな選曲。音楽とは別に、この人はルックスでも売っているのか、っていうミニ写真集がCDに付いてくる…。
    ・ジュリアン・ブリーム&ジョン・ウィリアムス「Together」
     ほとんどないギター二重奏曲集(二枚組み)。ギター定番曲が中心を占めますが、近代音楽では、ラヴェル以外にドビュッシーも取り上げられていて、「ゴリウォーグのケークウォーク」なんかはまさに二重奏こそ。日本語の副題が「超絶のギター・デュオ」という、貴重な一枚。

    ○電子音楽(シンセサイザー)
    とにかく冨田勲が有名でしょう。しかし個人的には苦手。やはり独自解釈が強すぎるし、メロディ主体ではないからだろうか。

    ・冨田勲「ダフニスとクロエ」

    ○ハープ
     ハープ自体あまり音源がないので、入手は難しいかもしれないです。しかし、ハープの音色は本当に綺麗で、フランス印象音楽にあっています。僕が持っているのは以下の一枚。他にも少しですが、ハープでの音源がある模様。

    ・マリア・グラーフ「リサイタル」
     フランス近代音楽を集めた一枚。これもドビュッシー「アラベスク」なんかはとても良い。


    その他にも、ジャズなんかでは取り上げられているのは聞くし、チェロ、フルート、トロンボーン、ホルン、オーボエ、フルート&ハープなどの演奏が身近な音源であるようです。極めつけはヴォーカル入り。今度聴いてみます。
    最後に、一番聴きたいのが、マンドリン・オーケストラヴァージョンかな。マンドリン&ギターはあるし、いざとなったら編曲してできそうだけれど、オーケストラはそうはいかないから。というか、マンドリン・オーケストラはほとんど一般でCDはないです。多くがアマチュア(大学、社会人)での自主録音・制作になってしまう。残念ですが、こればかりは仕方ないですね。
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