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芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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  • ベルギー王立美術館
    2018.11にベルギー、フランスを回ってきたので、海外美術館のコンテンツを少々足していきます。

    ベルギー王立美術館は、古典美術館、近代美術館、世紀末美術館、マグリット美術館の4つから構成される、首都ブリュッセルにある複合美術館です。
    このうち古典美術館と世紀末美術館を鑑賞してきました。

    公式HPの作品アーカイブが非常に充実しており、事前チェックや鑑賞後の再確認など有用と思います。

    ■古典美術館(oldmasters museum)



    日本でもブリューゲルのコレクションで知られていると思います。
    ブリューゲルのほか、ルーベンス、ブリューゲル、ヨルダーンスらフランドル絵画の秀作が鑑賞できます。またクラナハも代表作(「アダムとエヴァ」)があります。
    コレクションは15-19世紀までをそろえており、19世紀絵画ではベルギーの新古典主義画家、フランソワ=ジョセフ・ナヴェなどは目立っていました。
    ギャラリーは2階部分のみで、展示量は意外にも多くはなかったです。大作を除いてしまうと日本のコレクション展を何回か行ったのと変わらない感じは受けました。


    ■世紀末美術館
    世紀末美術館は、王立美術館建物の地下領域にあります。展示室を階下に進んでいく面白いつくりをしています。
    19世紀末ベルギー、フランスの世紀末美術(絵画、工芸)を扱う美術館で、
    象徴主義、アールヌーボー、ポスト印象派、新印象主義
    などベルギー象徴派に限定することなく幅広く展示し、コレクションの質、量ともに非常に充実しています。
    古典美術館のマスターピースをさっと見た後は、こちらに注力した方が良いと思います。

    王立美術館所蔵のベルギー象徴派画家作品は日本でも企画展がいくつかあり、懐かしく再会した作品もいくつかありました。
    常設で見られる画家メモを張り付けておきます。


    フェリシアン・ロップス
    アルフレッド・ステヴァンス
    イポリット・ブーランジェ
    コンスタンタン・ムニエ
    エルール・クラウス
    アンソール …さすがに充実
    クノップフ …パステルなどはここでしか見られないと思う
    シュトゥック
    テオ・ファン・レイセルベルヘ …充実。点描でない作品で、アラブの騎馬を描いた「Fantasia arabe」は非常に躍動感に満ちた作品
    バーン・ジョーンズ
    アンリ・ル・シダネル …方形の庭を描いた1点のみだが存在感のある作品。
    ジャン・デルヴィル
    レオン・フレデリック
    ファンタン=ラトゥール
    コロー、シスレー、ゴッホ、ゴーギャン
    ガレ、ドーム

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