芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち 国立新美術館
    日伊国交樹立150周年特別展として、フィレンツェ、アカデミア美術館のコレクションを紹介する企画展です。初期から晩期までのルネサンス期ヴェネツィア絵画を見ることができます。

    展覧会の核はティツィアーノのサン・サルヴァドール聖堂祭壇画「受胎告知」で、キャンヴァスサイズ410 × 240cmと相当に迫力があります。影響を与えたとされるエル・グレコの受胎告知よろしく、ドラマティックな構成と筆致によって描かれています(調べてみたら、エル・グレコはこの作品を見ている、とありました)。静謐な作品の多いティツィアーノで、これほど勢いのあるタッチはあまり目にしないので驚きもありました。もう一点の「聖母子(アルベルティーニの聖母)」は穏やかで、対照的に映ります。
    ほか、ティントレット、ヴェロネーゼなどの大家の作品もありました。
    また、ティツィアーノの影響を受けていると説明されていた、パドヴァニーノの作品も気に入りました。「オルフェウスとエウリュディケ」と「プロセルピナの略奪」ともに量感のある肉体表現に圧倒されました。特に「プロセルピナの略奪」のほうは、プロセルピナとプルートの重なり合いと対照が良いです。

    平日にいきましたが人はまばらで、おそらく土日でも混みがないように思いました。
    作品数も約60点と多くなく、ゆっくりとヴェネツィア絵画を鑑賞できる企画展でした。
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