芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
  • calendrier
  • スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
    ボルドー展 国立西洋美術館
    フランスの都市ボルドーに焦点を絞った希有な企画展です。
    9/23で会期は終了していますが、簡単に鑑賞メモを残しておきます。

    展示内容は、ボルドーの長く味わい深い歴史をひも解くものになっており、紀元前25000年前の「角をのもつヴィーナス」をメインとしたアキテーヌ地域圏の先史時代の遺物から、ジャン・デュパによるアールデコのポスターまで長い時代をカバーしています。
    個人的には、ドラクロワ「ライオン狩り」を期待していきましたが、その他ボルドー関連の平面作品も多数展示されていました。この地に亡命したゴヤの版画をはじめ、ルドンの風景画やルドンの師のブレダンの版画などは見どころです。
    目当てのドラクロワの「ライオン狩り」については上半分が焼失していることにより、構図としてオリジナルとは異なった趣き、印象を帯びていることが分かります(オリジナル構図をルドンの模写により確認/比較することができます)。ライオンが画面いっぱいに迫っていることにより、ダイナミックさ、緊張感、色彩の強さなどがより強く感じられます。まさに獰猛なライオンが画面の中を目まぐるしく動きまわっているようです。雄ライオンの頭部まで焼けていたら絵画としては見られないところであり、オリジナルのまま残っていないことはそれはそれで大変残念なのですが、ギリギリのところで絵画が残っていることにも感嘆してしまいます。
    訪問した時は、運よく企画監修側のスライドショートークを聞くことができました。
    スポンサーサイト
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。