芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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    生誕200年 ミレー展 愛しきものたちへのまなざし 府中市美術館


    ジャン・フランソワ・ミレーの生誕200年を記念した回顧展です。
    ミレーのコレクションで有名な山梨県立美術館からスタートし、府中市美術館、宮城県美術館と巡回します。

    まず本展の注目したいところは、大美術館の作品ではなく、国内外の中小規模美術館、企業団体等の作品が多く紹介されているところです。それなので、かなりの数の作品が初見となりました。また、作品の質も決して下がることなく、初期作品を多く所蔵するフランスのシェルブールのトマ=アンリ美術館のコレクションをはじめ、素晴らしい作品を見ることができます。個人的には、日本のコレクションばかりとなっていなかったことも良かったです。山梨県立美、村内美、西美など国内でミレーの傑作、秀作を見る機会は多いですが、それらに加えて、ヴァリエーションを広げて鑑賞できる機会ですね。
    続いて、肖像画の割合が大きかったことも驚きでした。家族や親しいものを描いた肖像画はとても生き生きと描かれており、ひときわ存在感のある作品となっていました。注文による肖像画もいくつかあり、対比させ鑑賞することができるようになっていました。これだけまとまってミレーの肖像画を鑑賞できる機会は初だったので、この点だけでも足を運ぶ理由になります。
    羊飼いや農民を描いた馴染みのある主題についても秀作ぞろいで、生命力、精神性までを感じさせる作品が集まっています。
    広告は控えめなのでしょうが、貴重な企画展でおすすめです。
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