芸術、書籍、音楽などのレヴュー。あるいは随筆。 - Revue de l'art, le livre, la musique etc, ou essai.
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  • プーシキン美術館 本館


    ロシアの誇る大美術館であり、Wikiには「収蔵品の数は約10万点でエルミタージュ美術館に次ぐ世界2位」と書かれています。神殿を思わせるような荘厳なファサードからして普通の美術館ではなさそうですが、また中に入るとそれが確信に変わるような収蔵品の数々が目に飛び込んできます。とにかく、大理石像のコレクションがすさまじく、等身大のダビデ像のレプリカ(ミロのヴィーナスなど有名な彫刻作品のレプリカはそこそこあります)が入口付近にそびえたつ光景には唖然とさせられます。庭にはレンブラントの夜警のブロンズ群像があったりします。

    彫刻作品だけが並ぶ大展示室も圧巻なのですが、絵画のコレクションもかなりの充実度を誇っています。特に、フランドル絵画をメインとして16~18世紀絵画の展示室の量・質ともに文句がないです。フランドル絵画のみでも鑑賞する価値があります。
    フランス絵画は、18・19世紀を代表とする画家の作品を一望することができます。大作、有名作というのはあまりなかったような気がしますが、偏りなく、ロココ、ロマン派、新古典主義等の大画家を網羅しているところは良いと思います。アングル以降の絵画については、別館(隣のヨーロッパコレクション)での展示になります。ということで、フランス絵画は、本館・別館あわせて、良質のコレクションを通史的に鑑賞できるというのもすごいと思います。
    この他、ロシアの近現代絵画も展示されていました。

    地階にカフェ、ショップ、クロークを併設しています。近くにはあんまり飲食店はないような感じだったので、カフェで一休みしました。


    ※「プーシキン美術館 ヨーロッパ・コレクション部」のレビューはこちら
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