
小松未歩の2ndアルバム。
小松未歩とアニメのコナンが強くリンクする人にとっては、多分一番しっくりくるアルバムで、ヒット曲がつまったアルバムです。
僕は、2nd から4thがお気に入りなので、このアルバムとの付き合いも、相当長いです。
長年の再生で、CDが再生できなくなったくらいです。
また、このアルバム、今はガーネットクロウのリーダーである古井さんが全曲アレンジしているところも見逃せません。
「anybody's game」、「チャンス」、「氷の上に立つように」、「願い事ひとつだけ」と印象に残るシングルヒット曲が押すアルバムですが、タイトル、そしてアルバムの始めをとる、「未来」が個人的に一番です。小松アルバムにしては、アップテンポ気味の曲が目立ちます。
以下、シングル曲以外をメインに感想を並べます。
≫[小松未歩 「2nd~未来~」]の続きを読む
スポンサーサイト

女性ギタリスト、カーキ・キングのセカンドアルバム。
クラシックギターのソロ作品や、最近のメジャー曲のソロギターを聴いていたものとして、同じギターソロにしても、この一枚は衝撃的でした。
メロディーの美しさやポップな聴きやすさ、などで押す作品とは一線を画していて、間、緊張感、雰囲気などで表現していることは、最初の「Frame」からして明らかです。
ギターのいろいろな音の出し方を探っていて、ギター1本での可能性をみせています。独特のタッピングも面白い。
一曲一曲に感情表現がなされている感じで、これほどヴァリエーションを持たせる作品もあまりないのでは、という印象を持ちます。各曲、タイトルからして一風変わっています。
ギター好きな人には聴いて損はないアルバムだと思います。
サード・アルバムは、彼女のボーカルも入ってきて、違った側面をまた出していて、これからも楽しみなアーティストです。

流石に現地でも貸し出し反対運動起こるくらいのものなので、エントリーは厳重になっていました。そして長蛇の列…。一室に作品一つ、というか、展覧会に作品一つというべきか。こういうのは、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」が日本来た時を思い出します。
作品を最初見たときの感想は、案外小さいな、ということでした。そして、最前列で見るも、相当プレッシャーかかっていて、じっくり見ることは激混みの中では不可能です。
30秒くらいしか目の前で見れませんでした…。
やはり、ちょっと見ただけでも細部の書き込みはものすごく、ガブリエル側の完成度は高いというのは一目です。
この展覧会でメインの論点となっている、人体デッサン(マリアの右手)が狂っている点についての私見を少し。
主催者サイド?が決め打ち的に?言っているように、右手からずれて見ることにより、その部分周辺については狂いが矯正されるのはわかります。
しかし、そう見るなら、ガブリエル側はもっと引き伸ばされてなくてはならないし、軽く言っても明らかに翼が不自然に見える。また、書見台の立体が(額に対し)水平に置かれており、消失点に向かわない立体になるし、背景の木々が右から左まで高さがおなじわけがない。このような疑問が個人的に出てきました。そもそも右側からみても当初の狂いは残っていないか?という感も…。
といことで、レオナルドの天才性を確固たるものに何が何でもしたいのかな?という印象を受けました。若いときの作品ということだし、その辺はもう良くないですか、ともここで言ってみる。
第二会場は博物館的な資料満載です。どれだけレプリカや再現模型にかかっているんだろう、という豪華なものでした。特にぜんまい仕掛けのライオンは面白かった。
そういえば、フランス語の先生が、レオナルド・ダ・ヴィンチを、ダ・ヴィンチというのはおかしい、といっていたこと思い出しました。

日本画、それも明治以降のものに興味を持ち始めたものとして、山種美術館は、是非行こうと思っていた美術館でして、今回初めて行ってきました。
あまり広くはない美術館で、予想通りおばあちゃんが大勢いて、僕は相当浮いていました。しかし、和服姿の人もちらほらいて雰囲気あったかな。
今回行ったときは、「桜さくらサクラ・2007」という企画展をしていて、桜をメインに花を描いた絵を見せていました。とても春らしい、清々しい展覧会でした。桜を多く見られる地域近辺に住んでいながら、今年もゆっくり見る機会がなかったので、そういう意味でも楽しめました。
以下、気になった作品の感想をメモとして載せます。取り上げた画家は初めて作品を見る人ばかりでした。
今回はほとんどピクチュアがないので、作品紹介にならないのは残念ですが、作品は山種美術館の所蔵なので、興味がある方は機会に見て欲しいなと思います。
| Haut de page |